集中力を上げたいなら”締め切り効果”を使え!効果と使い方を解説。
みなさんは、勉強や仕事をするときに集中して取り組めていますか?
いざ集中しようとしてもなかなか集中できませんよね。
実は、あることをするだけで集中力を上げることができます。
その方法が、締め切りを設けることです。
締め切りを設けることで集中力が上がるということを誰もが体験したことがあると思います。
この記事では、締め切り効果とその具体的な活用方法を解説しています。
皆さん、この記事を読んで締め切り効果の活用方法を知り、集中力を上げていきましょう。
締め切り効果とは
締め切り効果とは、勉強や仕事の期限を決めることで集中力ややる気がアップし作業効率が上がるという効果です。
医学的な根拠としては脳内にノルアドレナリンというものが分泌されるのが集中力、意欲、活動性に影響を与えていることが要因らしいです。
詳しく知りたい人はノルアドレナリンで検索してみてください。
しかし、医学的根拠を知らなくても皆さん直感的に締め切りがやる気や集中力によい影響を及ぼすことはわかると思います。
締め切り効果の例としてよくあげられるのが以下のようなものです。
- 夏休みの宿題を最後の数日で終わらせた
- 定期試験の前日に徹夜して知識を一気に詰め込んだ
- 勉強時間があと五分とわかった途端に集中力が出た
これらは一ヶ月、一週間、一日単位の話ですがすべて締め切り効果で集中力が上がった例です。
さて、締め切り効果がどんなものかわかりましたか。
意外と身近に感じている効果だということがわかったはずです。
では、どうすれば締め切り効果を活用できるのでしょうか。
締め切り効果の具体例な活用方法
活用方法①締め切りがないものでも自分で締め切りを作る
集中力を上げるためには、締め切りがないものでも自分で締め切りを作りましょう。
締め切りを作らないと結局だらだらしてしまって作業効率が落ちてしまうからです。
たとえば、できるだけ早くと頼まれた仕事や、試験本番まで時間がある受験勉強などでは締め切りがないのでだらだらしてしまいがちです。
そういったときには、自分で〇日までに終わらせると自分で決めてタスクに取り組みましょう。
自分で期限を決めることで集中力を上げ、作業効率をあげることができます。
コツ①自分で作った締め切りは必ず守る
自分で期限を決める時には、必ずその期限を守るようにしましょう。
なぜなら、期限を破ることになれてしまうと脳が先延ばしにしてもいい仕事だと判断してしまい、集中力が上がらなくなってしまうからです。
いくら期限を決めてもそれを先延ばしにしてもいいと心の中で思ってしまっていては作業に集中できるはずがありませんよね。
締め切り効果を最大限に活用するためにも自分で決めた期限は必ず守るようにしましょう。
......とはいっても自分のきめた締め切りでは先延ばししても大丈夫と心のどこかで考えてしまうのが人間です。
そう思ってしまうと、結局作業に集中できませんよね。
次は、自分に甘い人でも大丈夫な、締め切り効果のより効果的な活用方法を解説しますよ。
活用方法②先延ばしできない締め切りを作る
より締め切り効果を活用するためには、先延ばしのできない締め切りをつくりましょう。
そうすることで締め切りを守らざるをえない状況が作られて、作業に集中することができるからです。
たとえば、できるだけ早く提出してくれと頼まれたなら〇日までに提出すると宣言してしまえばいいのです。
そうすることで、先延ばしすることが不可能になり作業に集中できるようになります。
以下に具体例を示します。
具体例①作業の後に外せない用事を入れる
より効果的に締め切り効果を使いたいなら、作業の後に外せない用事を入れてしまいましょう。
外せない用事とは、夕食を予約しておく、バイトを入れておくなどです。
このように外せない用事を作ってしまうと、いやでもその時間までに作業を終わらせないといけませんよね。
そうすることで、締め切り効果を効果的に活用でき、作業に集中できるのです。
具体例②早朝に勉強・仕事をする
より効果的に締め切り効果を使いたいなら、早朝に勉強や仕事をしましょう。
早朝は、学校や仕事に出発するまでの限られた時間でしか作業が行えないからです。
この場合も、出発するまでに作業を終わらせるという先延ばしすることができない締め切りができます。
そうすることで、締め切り効果を効果的に活用でき、作業に集中できるのです。
まとめ
- 締め切り効果を使えばやる気や集中力が上がり作業効率が上がる
- 締め切り効果の具体例な活用方法