大学受験に成功する勉強のコツ6選とアドバイス5つを経験者が解説。
大学受験を控えているみなさん、勉強は順調に進んでいますか。
「全く成績が伸びず悩んでいる」という方や、「まだ勉強を始められていない」という方もいるのではないでしょうか。
受験勉強というものはなかなか思った通りにはならないものですよね。
しかし、成績が思うように伸びない原因は勉強のやり方にあることが大半です。
私自身、最初は右も左もわからない状況でしたが大学受験を通じて勉強のコツをいくつか掴みました。
この記事では私が大学受験を経験して感じた大学受験に成功するための勉強のコツを解説しました。
みなさんには、私が受験を通して気づいた6つのコツをこの記事を読んで実践し、ぜひ憧れの志望校に合格していただきたいと思います。
大学受験に関して言いたいこと
大学受験をなめていると志望校に合格できない
大学受験をなめてはいけません。
大学受験の競争相手は同い年だけではないからです。
自分より1年以上勉強を積んできた浪人生とも競争しなければなりません。
現に私の通っていた自称進学校では大学受験をなめていて落ちていった人がたくさんいました。
高校受験と同じような勉強量では志望校はおろか滑り止めにすら受からないこともあるでしょう。
あなたは同級生だけではなく年上のお兄さんお姉さんとも競い合わなければならないのです。
さあ、志望校合格に向けて全力で大学受験に立ち向かいましょう。
勉強はスポーツと違って努力が実りやすい
「努力しても身につかないかもしれない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、勉強はスポーツと違って努力が実りやすいです。
スポーツでは生まれ持った体格、センスがものを言うことがありますが、勉強は努力したらその分だけ自分の身につきます。
受験生を何百人とみてきた方がそう言っていましたし、私も実際に受験を通して確信したので間違いないでしょう。
努力した分、結果として出ますので迷わず勉強しまくりましょう。
勉強の習慣をつけることが最も大切
「勉強しまくれって言われても集中力がもたない」と言う声が聞こえてきますね。
勉強の習慣がついていないと言う方は、まずは30日間勉強一本の生活を頑張ってみてください。
私自身、受験の天王山と言われる夏休みが終わるまで勉強に身が入らず、勉強一本の生活など到底無理だと思っていました。
しかし、人というのは不思議なもので30日間もすれば勉強一本の生活に慣れてきます。その生活が当たり前になるのです。
この領域に来るとあれだけしんどかった勉強がスッと楽になります。「勉強をしていなければ気持ち悪い」というレベルまで習慣化する方もいるようです。
みなさん、30日間我慢をして勉強の習慣をつけましょう。
私の場合は半年でゼロから志望校に合格する力をつける必要があった、娯楽との両立が上手くできないという理由でゲーム、漫画などを全て封印し勉強一本で生活していました。
計画的に勉強している方や受験まで日がある方は趣味や娯楽とうまく付き合って勉強するといいと思います。
現役生は直前まで伸び続けるので諦めないでほしい
現役生が浪人生に圧倒的に勝っている部分、それは受験直前の伸びです。
浪人生は勉強期間が長いので試験範囲を網羅していることが多く試験直前の成長は少ないですが、現役生は受験直前まで新しい知識を詰め込むので試験直前の成長率が桁違いです。
試験直前の模試で結果が振るわなかった受験生の皆さんはそこで心折れるのではなく最後の1日まで知識を詰め込み続けてください。
現役生は1日1日ぐんぐん成長するので、E判定から大逆転合格する可能性も十分にあります。
理系はまず英語・数学・理系科目を固めるべし
理系の方にアドバイスですが、まずは数学、英語、理系科目を極めてください。
なぜならこれらの科目は私立受験でも使う科目だからです。
例えば、この3科目を得意とする受験生Aさんとその他3科目を得意とする受験生Bさんがいて、2人とも全科目の能力が同じだったとします。
私立大学の受験で有利なのはどちらでしょうか。
答えはAさんです。
大学受験ではセンター試験の結果がものを言い、ここでコケてしまった受験生が志望校を諦めることもしばしばあります。
そんなとき私立受験で使う科目が苦手だったらどうでしょうか。
滑り止めにすら受からないかもしれません。
また、センター試験の結果が良かった場合でも私立受験ではセンター利用という受験方式があり、会場に行くことなく合格を勝ち取ることが可能です。
以上のようにまず数学、英語、理系科目を仕上げ、得意科目にすると良いことばかりです。
是非、受験勉強を始める際は数学、英語、理系科目から勉強してください。
勉強に使える6つのコツ
1.同じ参考書を何度も回す
「同じ参考書を何度も回す」これが一番大切です。
理由は簡単で、いろいろな参考書に手を出しても実力が付かないからです。
私が受験生の時から様々なサイトで紹介されていましたが、これを守らなければ志望校合格はないと言って良いでしょう。
たとえば、5つの参考書を一周ずつ演習したとします。
本人は勉強をしたつもりかもしれませんが、実力は全くついていません。
5つの参考書の中から一題を取り出して解いてみようとしても解けないのが実情でしょう。
当たり前ですが、試験本番で解けなければ意味がありません。
1つの参考書を完璧にし、どの問題を出されても解けるようにしておく方が良い結果が出るのは明白ですね。
ちなみに、私は出来た問題に○できなかった問題に×を付け、×がなくなるまで繰り返し解いていました。大体、4.5周ほどで全問解けるようになりましたよ。
理系科目)まずは例題を完璧にする
参考書を購入したらまずは例題を完璧にしましょう。
参考書を買った時にはモチベーションが高く、一章ずつ完璧にしてやろうと思うかもしれませんが大抵途中で力尽きます。
途中で力尽きて全くできない分野を残してしまったら元も子もありません。
例題レベルでもセンター試験には通用するので、参考書を買ったらまずは例題を何回も演習しましょう。
暗記科目)隙間時間に回しまくる
暗記科目は隙間時間に回しまくりましょう。
暗記科目は机に向かわなくても勉強が可能だからです。
私の場合は、英語の単語、イディオムなどは通学の電車やお風呂、寝る前などの隙間時間にひたすら暗記をしていました。
私は理系だからか机に向かいながら暗記をすると眠くなってしまうので、同じような方はぜひスキマ時間を使って効率よく暗記をしてください。
2.復習を怠らない
予習・復習がありますが大切なのは復習です。
なぜなら授業を受けたまま放置しておくと身につかないからです。
せっかく授業を受けたのにそれが実力になっていなければ授業を受けた意味がありません。
他人に説明ができるほどになるまで繰り返し復習をしましょう。
翌日、翌週、翌月のように徐々に時間を開けて復習することがオススメです。
結果が出ずに焦っていて知識のインプットをしたくなる気持ちはわかりますが、インプットと同じくらいの時間をかけて復習をしましょう。
3.講習はとりすぎない
学校や塾では夏休みや放課後などに授業とは別に受験のための講習が開かれることがあります。
様々な種類の講義が開かれるかと思いますが、全て受講するのではなくほどほどに受講しましょう。
授業をパンパンに詰めすぎると復習をする余裕がなくなり、実力がつかないからです。
授業が毎日ぎゅうぎゅうに詰まっていると満足感はあるかもしれませんが、はっきり言ってお金と時間の無駄です。
どうしても苦手な科目や勉強の仕方がわからない科目に絞って受講しましょう。
4.塾は自習室として使う
塾は自習室として使いましょう。
自分の家は誘惑がたくさんあり、集中できないことが多いからです。
家でも集中して勉強できると言う方もいますが、それは一握りの天才か集中できているつもりの人です。
塾の自習室では誘惑もありませんし、周りには同じ志を持つ仲間がもくもくと勉強をしており刺激をもらうことができます。
さらには、わからないことがあればすぐに先生に質問することが出来ます。
一つ一つの机が仕切られていて、私語ができるような雰囲気ではない自習室が理想です。
ぜひ、塾に通おうかと考えている人は自習室の有無、雰囲気などで選んでみてはいかがでしょうか。
塾の講義も必要なものだけを受講し、塾を効率よく使いましょう。
5.夜に暗記・朝に復習
暗記科目は夜寝る前に行い、朝起きたときにその復習をしましょう。
人は寝ている間に記憶を整理するため寝る前の暗記は効率が良いからです。
覚えられない単語などの暗記は寝る直前に行ってください。
さらに起きた直後に覚えているかチェックすると復習となり、なおよしです。
ぜひ試してください。
6.勉強量で計画を立てる
勉強計画を立てる時は勉強量で計画を立てましょう。
時間単位で勉強を計画すると集中した1時間とダラダラした1時間が同じ成果として見なされてしまうので、勉強したと勘違いしてしまうからです。
勉強量で計画を立てると集中している時はよく進むし、集中していない時は進まないので自分の勉強量が正確に分かります。
さらに、勉強量で計画を立てるとその時間のノルマができるので集中力アップにつながります。
ぜひ、勉強の計画を立てる時は時間ではなくノルマで立ててください。
その際、計画をぎゅうぎゅうに詰めるのではなく余裕を持たせることが肝心です。
計画を立てることは効率の向上には有効ですが、予定通り進まなかった時にモチベーションの低下につながりかねないからです。
勉強計画を立てるときは、ノルマで計画を立てることとそのときに予備の時間を取り入れて予定を立ててみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
おさらいしておくと大学受験に成功する6つのコツは、
2.復習を怠らない
3.講習はとりすぎない
4.塾は自習室として使う
5.夜に暗記・朝に復習
6.勉強量で計画を立てる
でした。
前提として十分な勉強量を確保することができていなければ、勉強のコツもクソもありません。
勉強せずに合格なんて甘い話はありませんので諦めて勉強してくださいね。
大学受験に失敗しても就活に成功すれば問題ないので大学が全てではありませんが、志望校に行けるかどうかで在学中のモチベーションは確実に変わってきます。
自分の行きたい大学でより良い仲間達と自分の好きな分野のことを学ぶためにこの記事で書いたことを実践してぜひ志望校に合格してください。
みなさんの大学生活とその後の未来が幸せなものになることを願っています。